マイナンバーカーに旧姓を併記する方法は簡単です『注意すべき5点を、解説します』

併記する手続き

1 旧姓が記載された「戸籍謄本等」を用意します

2 その「戸籍謄本等」とマイナンバーカードとで、役所で手続きできます。

注意すべき5点

① マイナンバーカードを初めて申請するときに、旧姓を併記できます。または、すでに持っている、マイナンバーカードに追加で、旧姓を併記できます。

② 併記した旧姓を、削除することができます。一度、旧姓を併記しても、必要がなくなったり、都合が悪くなったりしたら、削除できます。さらに、再婚などで再度旧姓を併記する場合も、旧姓を併記することができます

③ 旧姓は、戸籍謄本等の記載されている過去の旧姓から1つだけ、選べます。ただし、初めて併記を申請する場合に限られます。一度選べば自由に変更できませんから、複数の旧姓がある人は、良く考えて決めてください。

④ 旧姓を併記したマイナンバーカードで、住民票などを交付すると、住民票にも旧姓が表記されます。この場合は、一方だけを住民票に記載することは、できません。必ず、両方の氏が、記載されます

⑤ 戸籍謄本等は、旧姓の記載のある戸籍から現在の氏の記載にある戸籍まで全部必要になります。それは、現在の氏を名乗っている人と、旧姓を名乗っていた人が同一人物だと公に証明するためです。1回結婚した人は、1部です。複数の旧姓を持っていた人は、証明が難しくなります

マイナンバーカードに旧姓を併記することは、簡単です。しかし、一長一短あって、自分の置かれた、環境をよく考えて決めなければなりません。

分らないことは、お気軽にご相談ください。

マイナンバーカード申請手続き相談員

町の法律家「 行政書士富井ゆうきち事務所 」まで、お問い合わせください