
だれが・1/2なのか・1/3なのか・1/4なのか
よくある相談に、相続財産の割合、計算方法があります。
だれが、1/2まのか? 1/3なのか?
その計算方法を、解説します。
① 配偶者 と 子 が1人の場合 基本の「き」
多くの人が間違っているのが、「 割合(わりあい)」だと言うことです。
いきなり1/2や1/3を当てはめるのは、やめてください。
「 死亡した人の配偶者 」 と 「 子 」は、 同じ割合です。 つまり、 1対1です。
配偶者[1] と 子[1] になります。 [1]プラス[1]は [2]になります。
その[2]で 割り算すれば 配偶者「1/2」 と 子[1/2] になります。
② 配偶者 と 子 が2人の場合 基本の「ほ」
相続財産の少ない、子から計算します。 仮に、 子A と 子B とします。
子は、 同じ割合です。 つまり、1対1です。 子A[1] と 子B[1] になります。
配偶者と子の割合は、 1対1です。
子A[1] プラス 子B[1] で合計[2]になるから、配偶者は[2]になります。
次に、①と同じくすべて足します。
子A[1] プラス 子B[1] プラス 配偶者[2] 合計[4]になります。
その[4]で 割り算すれば 配偶者[2/4] 子A[1/4] 子B[1/4]になります。
③ 配偶者 と 子 が3人の場合 基本の「ん」
仮に 子A 子B 子C とします。
子は、 同じ割合です。 つまり、1対1です。 子A[1] 子B[1] 子C[1]になります。
配偶者と子の割合は、 1対1です。
子A[1]と 子B[1]と 子C[1]の 合計[3]になり、配偶者[3]になります。
次に、①と同じくすべて足します。
子A[1]+子B[1]+子C[1]+配偶者[3] 合計[6]になります。
その[6]で 割り算すれば A[1/6] B[1/6] C[1/6] 配偶者[3/6]になります。
④ 応用問題 前妻の子Xが1人いて 子Aと子B2人いる場合
①から③の 基本を理解していれば むずかしくありません。
相続財産の少ない 子Xを[1]にします。
子Xと子A、子Bの割合は 1対2です。 また、子A と子Bは 1対1です。
つまり 子X[1] 子A[2] 子B[2] となり、 合計は [5]になります。
子と配偶者は、同じ割合です。 したがって、 配偶者[5]になります。
次に、①と同じくすべて足します。
子X[1] + 子A[2] + 子B[2] + 配偶者[5] 合計[10]になります。
その[10]で 割り算すれば いいだけです。
子X[1/10] 子A[2/10] 子B[2/10] 配偶者[5/10] となります。
まとめ
基本を理解していれば、簡単です。
兄弟姉妹や親と相続する場合もあります。
同じ考え方で、同じ計算式を使えば、簡単です。
自分で計算できれば、相談もスムーズにできます。
遺留分侵害の問題は、専門家に相談してください。
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